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西表の旅
11/8(月)
 午前中事務所で仕事を済まし(?)必要なもの買い揃え、あっという間に18:00。
 あ〜まずい!後一時間だ。近くの定食屋でフーちゃんプル定食を速攻で腹へ押し込み港へ。
那覇新港を20:00出港、有村産業の飛龍というフェリーで途中、宮古島を経由し石垣島へ。
13時間の長旅の始まりです。
初めてのフェリー旅何が待ってるのか何が起こるのか、胸高鳴る感じとはこのこと♪
地面に足は着いていません(笑)


2等客船は5860円で6人部屋で2段ベットでビックリ!
奄美に行った時は、大部屋にドーンと毛布があり、好きなところ寝るようになっていました。
時刻表 船内の案内。フェリー慶良間
より全然大きい!
ベットにて 突き当りには驚くことに
「石巌當」が。
11/9(火) 晴れ 

10:20石垣港に着岸。
ムワ〜と那覇と違う
空気を感じる。
まずは腹ごしらえ!久しぶりの「A&W」。ルートビアが飲み放題が嬉しい。 石垣港から歩いて10分程に離島桟橋があります。ここから離島へ行くのです。 西表島の大原港です。
石垣から35分
大原港で友人の平野さんと合流。
モンベルでバイトしていた頃からの付き合いで、
毎年、冬になると製糖工場へ働きに西表に来ている。
漕店のツアーにも何度かアシスタントでサポートしてくれたこともあります。日常生活がキャンプだから、その点の知識は僕より凄いところがある。
彼と連絡とるのは至難の業なのだ。

平野さんの愛車の赤いCT110がカッコイイ!!!
ボックスの上に100リットルのザックを乗せ二人乗りだから
えらい過積載だと思うが、そんなのお構いなし!
走ればOKなのである。
南風見田へ走る!
風が気持ちいい〜♪
到着!近くに「デラシネ」さんの車があるました、ツアーなんだろうな〜。 仲間川にかかる橋の上にて!古見へ行く途中。今から釣りに行くのだ! 腹が減っては釣りはできぬ!おやつとドリンクを購入。
僕の島ぞうりよりも大きい
ルアー!こんなんで釣れるんかい?
ヤッター!船外機付きのボートで楽なんだな〜♪ ポイント(ヨナラ水道)に着くとルアーを流し始める。 20cmのルアーに小魚が引っかかる!ある意味奇跡なのではないか!笑えました(笑)
もう日が沈みかけ、あ〜釣れなかったね〜、
帰ろうか〜と船を止めルアーを回収している時にガツンと
大きなアタリが!
ん?根がかりした?いや魚が掛かってる!!!
「絶対逃がすなよ〜!」平野さんも僕も大興奮。
これまでに体験したことがない引き、ドラグが”ギー”と
音を出してラインが海へ流れていく、残りのラインを気にしながら、ラインが切れないようドラグを調整し、
姿が船の横に見えた時は嬉しかった〜♪
平野さんの見事な取り込みで無事に
釣り上げることができました。やったね!!!
しかも釣れたルアーがお土産に平野さんに買ってきたルアーで僕が釣ってしまったから大爆笑!
こんなの釣れたらニヤけてしまいます♪

約70cmのオニヒラアジ
ルアー:15cmミノー(色:ゴールド)
道糸:PE4号、ハリス:10号

船を貸してくれたイシハラさん、突然お邪魔したやまなかさんいしはらさん宅で作業していたナカザワさん、「海歩人」の
中川さんに差し入れ!獲物は皆で分ける!これが基本!
「海歩人」の中川さんと6年ぶりに再会しました!広い事務所が羨ましい♪ 蛍ケムシ!
蛍のようにお尻が光っていると幻想的ですが、虫を見てしまうとちょっと幻滅(爆)
中央のやや下にうっすらと光が見えるかな〜? キャンプ地で夜食にインスタントラーメンを食べる。
このラーメンがまた美味しかった。
11/10(水) 晴れ
平野邸から見える海 歩いて5分もしない所に綺麗な沢が海に流れていました。 その沢を利用したシャワーが突然現れる!使う人は平野さんだけじゃないの? 平野邸の全貌。システム的にできている。ブルーシートのタープの貼り方は巧みの技でした。
朝ご飯は玄米と味噌汁と黄な粉の団子!ツアー以外は質素なのです(笑) 隙間無く納まるのヤエヤマセマルハコガメ(天然記念物)。蛇の死骸を咥えて道路を横断していました。 無事に山へと帰っていきました。せっかくの獲物を・・・
ごめんよ・・・
獲るときに崩れてしまいましたが、マジックマッシュルームを発見しちゃいました!!これをいただくとぶっ飛ぶらしい・・
初めての投網を体験!
干潮を見計らい、干潟を歩いて魚がいそうな深みの川で
トリャ〜と投げる。
これが最初は難しい〜、網が綺麗に開かない。
まずは経験!
なんでもやってみるべし!


アシキン、ボラ、ガーラの赤ちゃん、黒鯛、フグ
が取れました。
海が見えないくらいに干上がっている ミナミコメツキガニ!
大群で移動し、近くに行くとすばやく器用にどろの中へ潜ってしまう。
シオマネキ!どうして左手が大きいの?慶良間のオカヤドカリも左手が大きい! 投網でアシキンと西表では言っていました。その場で指で裁いて食べる。
キビナゴみたいで美味しい!
続いて巻き網漁をやってみる。
今回の旅は、何かしら獲ることばっかりしている。
男だったらこれがたまらなく面白いのです。ポイントで左右に広がって歩いて、網が伸びきると、次は岸へ歩いきながら網を見る、魚が跳ねたりしたら、すぐに囲むように円を作りその中で掛かった魚を手で獲る。これまた楽しい!
一仕事終え帰路につく。
持っているのは巻き網用の網です。
水分を含んで重いの何のって!
しかも日差しが強烈!暑い。

水面に写る山と雲が綺麗だったので一枚!
岸へ網を引っ張りながら、歩いているところです。 なかなか型の良いサヨリが
獲れる。
さばいて刺身にして食べました。美味しい〜♪ また、懲りずに15:00から釣りに出かけるが、残念ながらこの日は坊主(涙)
平野さんと仲良くしているイシハラさん宅。
初対面なのにおばさんが「夕食は食べていきなさいよ〜」
涙が出るほど嬉しかった〜人の暖かさに弱いんだよな〜。
美味しい御飯に畑で取れたものがテーブルの上に並べられ、野菜の高騰など関係ないもんね的に野菜がたくさん!

船や網を借り、シャワーまで快く貸してくれて
ありがとうございました。
イシハラさん家の隣に「マナの家」というパン屋あります。
このパン屋のグァバのジャムパンはめちゃ美味い!
11/11(木) 晴れ
7:12南風見田の浜から見えた朝陽。とても神々しく見えました。北海道とどれくらいの時間があるのだろうか? ミートソース青海苔がけパスタとコーヒーが朝飯。 山が海まで押し寄せ、
その自然の迫力に感動を覚える。
今日はバイクで西側までツーリング!
平野さんの友人のケン君、リエさん所に遊びに行く。
竹で家や倉庫、テーブル、ベットを作り、
この山奥でもう1年も住んでいるんだって!
家が台風で飛びそうだが、山に囲まれ意外と大丈夫らしい。毎日が焚き火でキャンプいや、もうキャンプではなく、それが当たり前の生活なんだろうと感じる。
なんでこんな生活なの?さみしくない?
こんなくだらない質問はゴクリと飲み込む。
彼らには彼らの理想の幸せがあって
一人一人顔が違うように幸せが違うんだな〜
そんなことを実践している彼らは
人生の勝者かもしれない・・・

美味しいお茶と、しいの実(どんぐり)をごちそうになりました。
ありがとう!お元気で♪

おおみじゃ川だったかな? イェ〜イ! 彼らの住居の近くの川 星砂の浜です。
本当に星の形は少ない。

それにしても暑い!
昼食は味噌汁定食。
700円はやはり西表価格。
シーサー この先何があるのか?素敵な砂の道でした。 紅芋パイをおやつにいただく!
道の脇にスターフルーツがなっていました。 月ヶ浜 何かと話題を出していたリゾートホテル「ニラカナイ」です。アジアンラグジュアリーのとてもセンスがある綺麗なホテルでした。泊た〜い♪ ・・・
いたるところに牛がいました。 浦内川です。 マングローブの森が果てしなく続いていました。 大原港でうるま玄米を飲みながら平野さんと涙のお別れ。
帰りの石垣行きの船内から。黒島が薄っすらと見え、このべた凪が帰る足を止めようとする。 石垣島の公設市場前の商店街。石垣は都会だね。 「大門」でチャーハンと餃子が夕食でした。
持ち帰りでたくさんの餃子が売れていたし、なかなか美味しい餃子でした。
19:00出港が23:00へ遅れる、多分中国の潜水艦が近くに来たせいでだと考えられる。
11/12
起きると9:00を周っていました。船の後ろに残る、白い白波がなんだか切ない気分を漂わせています。 見覚えがある島が・・・
渡嘉敷が見えてきました。あ〜なんだか帰ってきた〜と安心してしまいます。
窓越しに那覇が見えてきました。那覇って大都会!
12:20那覇着
今回の荷物
竿、銛、3点セット、着替え、テント、シュラフ、食材、食器。100Lにギリギリ入りました。遊びに妥協はしない!

平野さんのおかげで無事に今回の旅を終えることができました。
たくさんの人に出会い、西表の自然からパワーをもらったような気がします。
Special Thanks:平野朗、イシハラさん